アルレッティ
 ARLETTY

「天井桟敷の人々」での妖艶な魅力と名演が伝説となった

1898年5月15日、フランスのパリ郊外クールブヴォワ生まれ。貧しい家に育ち、工場やタイピスト、マネキンなどの職を転々としながら、女優を目指した。第一次世界大戦では、愛する人を失い、一生結婚はしないと誓ったという。22歳のとき、舞台デビューを果たしている。

1931年、映画デビュー。1938年にはマルセル・カルネ監督の「北ホテル」、「陽は昇る」(1939年)、「天井桟敷の人々」(1945年)に出演し、人気を不動のものとする。ハスキーボイスでパリの下町の女などを演じ、成熟した女の魅力をふりまいて、存在感を示した。

映画のみならず、舞台でも活躍し、1950年には「欲望という名の電車」に出演し、喝采を浴びた。

1964年頃より、視力を失い始め、1966年には失明したが、その後も、映画やラジオのナレーターなどをつとめた。1982年には、セザール賞の特別賞を受賞。彼女を追ったドキュメンタリーが製作されたり、功績を称えてアルレッティ賞が創設されたりと、人々から愛された。

1992年7月23日、パリにて死去。享年94歳。


■ 主な作品
1962年  史上最大の作戦
1961年  ヒッチ・ガール
1954年  われら巴里ッ子
1953年  外人部隊
1945年  天井桟敷の人々
1942年  悪魔が夜来る
1940年  あらし
1939年  陽は昇る
1938年  北ホテル
1934年  ミモザ館

■ REFERENCE
ビバ!フランス映画の女優たち
著者:梶原和男  出版:芳賀書店









【DVD】天井桟敷の人々

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