イザベル・ユペール
 ISABELLE HUPPERT

最多のセザール賞ノミネートを誇る演技派女優。強烈な存在感をスクリーンに残す。

1955年3月16日、フランス・パリ生まれ。3人の姉と兄を持つ、五人兄弟の末っ子。現在、姉のカロリーヌ・ユペール、エリザベス・ユペールも映画界で働いている。

1972年、16歳のときに「夏の日のフォンテーヌ」で映画デビュー。その後、ヴェルサイユ演劇学校、コンセルヴァトワールで演技を学んだ。1973年には話題作「バルスーズ」で強烈な印象を残す。そして「アロイーズ」でセザール賞助演女優賞候補になる。

1978年にクロード・シャブロル監督の「VIOLETTE」でカンヌ映画祭女優賞を受賞。そして、「勝手に逃げろ/人生」「パッション」と、ジャン=リュック・ゴダール監督作品で立て続けに主演をつとめる。1981年には「天国の門」でアメリカ映画界にも進出している。以来、エキセントリックな役柄から、成熟した大人の女性までをこなす演技派女優として知られるようになる。

1988年には「主婦マリーがしたこと」でヴェネチア国際映画祭の女優賞を獲得。1995年の「沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇」でも同賞を受賞している。また、1990年の「マリーナ」では外国女優として初めて、ドイツ映画賞主演女優賞を受賞。フランス国内では、最も多くセザール賞のノミネートを受けている女優である。

2001年にはミヒャエル・ハネケ監督の「ピアニスト」で抑圧された中年の女性を演じ、満場一致で2度目のカンヌ映画祭女優賞を獲得した。

一方、舞台でも活躍しており、2000年には「王女メディア」をアヴィニョン祭で演じたあと、2001年のパリ公演で絶賛され、モリエール候補になっている。

私生活では、1982年にRonald Chammahと結婚。1983年、1986年、1997年に出産し、3人の子供をもうけた。

■ 主な作品
2004年  ジョルジュ・バタイユ ママン
2002年  8人の女たち
2002年  いつか、きっと
2001年  ピアニスト
2000年  ココアをありがとう
1998年  肉体の学校
1996年  キュリー夫妻/その愛と情熱
1995年  沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇
1991年  ボヴァリー夫人
1990年  マリーナ
1988年  主婦マリーがしたこと
1982年  パッション
1981年  天国の門
1979年  勝手に逃げろ/人生
1973年  バルスーズ






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