アラン・コルノー
 ALAIN CORNEAU

1943年8月7日、フランス・ロワレ生まれ。IDHECで映画を学んだあと、コスタ=ガヴラスのもとでアシスタントとして働き始める。イヴ・モンタンが主演した「L'Aveu」では助監督をつとめた。その後、ナディーヌ・トランティニャンの「Ca n'arrive qu'aux autres」で助監督をつとめ、「Defense de savoir」ではナディーヌ・トランティニャンと共に脚本を執筆している。

1973年に「France, societe anonyme」で監督デビュー。1976年には、イヴ・モンタンを主演に「真夜中の刑事/PYTHON357]、1979年には「セリ・ノワール」を発表した。これらの作品で、アラン・コルノーはフィルム・ノワールの監督として世間に知られるようになる。

しかし、その後は、違うジャンルの作品を手掛けた。1984年には、ジェラール・ドパルデュー、ソフィー・マルソー、カトリーヌ・ドヌーヴらを迎えて、歴史スペクタクル「フォート・サガン」を発表。1989年、ジャン=ユーグ・アングラード主演の「インド夜想曲」では、インドを放浪する男の心の揺れを描き、新境地をひらいた。1991年には「めぐり逢う朝」を発表。古楽に生きるふたりの芸術家の葛藤を格調高く描いた。この作品は、セザール賞で作品賞、監督賞など7部門で受賞している。

1995年の「アメリカの贈り物」、1998年の「Le cousin」を経て、2000年にはパトリック・ティムシットを主演に「Le Prince du Pacifique」で、コメディー作品に初挑戦。2003年には、人気作家アメリー・ノートンの小説を映画化した「畏れ慄いて」を発表。日本企業でOLとして働くベルギー人女性の姿をブラックユーモアたっぷりに描いた。

私生活では、映画監督のナディーヌ・トランティニャンと結婚したが、後に離婚している。

■ 主な作品
2003年  迷宮の女
2003年  畏れ慄いて
2000年  Le Prince du Pacifique
1998年  Le cousin
1995年  アメリカの贈り物
1991年  めぐり逢う朝
1989年  インド夜想曲
1984年  フォート・サガン
1979年  セリ・ノワール
1976年  真夜中の刑事/PYTHON357
1973年  France, societe anonyme




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