イヴ・ロベール
 YVES ROBERT

1920年6月19日、フランス・ソーミュール生まれ。さまざまな職業を経験した後、21歳のとき、俳優として舞台に立つようになる。

1948年に「Les Dieux du dimanche」で映画に初出演。その後、1950年にマルセル・カルネ監督の「愛人ジュリエット」、1955年にルネ・クレール監督の「夜の騎士道」、1959年にクロード・オータン=ララ監督の「青い女馬」などに出演している。

しかし、イヴ・ロベールは俳優だけでは飽き足らず、1951年に短編「Les bonnes manieres」で監督デビュー。1954年には「Les Hommes ne pensent qu'a ca」、1958年には「Ni vu ni connu」を発表。そして、1961年に「わんぱく戦争」で少年たちの姿を生き生きと描き、ジャン・ヴィゴ賞を受賞する。この作品は、イヴ・ロベールの出世作となった。1962年には、「わんばく戦争」に出演していたジョビスを主役に「わんぱく旋風」を発表。

1970年代には、脚本家のジャン=ルー・ダバディと組んで、「Un elephant, ca trompe ecormement」(1976年)、「Nous irons tour au paradis」(1977年)を発表。また、ピエール・リシャールを主演に「Grand Blond avec une chaussure noire」(1972年)、「Le Retour du grand blond」(1974年)を撮っている。

そして、1990年にはマルセル・パニョルの少年時代の回想録を映画化した「マルセルの夏」「マルセルのお城」を発表。南フランスの雄大な自然をバックに、マルセル少年とその周りの人々の交流をノスタルジックに描いた。

また、俳優としても、1972年にクロード・ルルーシュ監督の「冒険また冒険」、1976年にベルトラン・タヴェルニエ監督の「判事と殺人者」、1983年にクロード・ソーテ監督の「ギャルソン!」、1992年にコリーヌ・セロー監督の「女と男の危機」など、数多くの作品に出演している。

私生活では、女優のダニエル・ドロームと結婚した。2002年5月10日死去。享年81歳。「わんぱく戦争」「マルセルの夏」など、子供たちの姿を瑞々しく描いた作品で知られている。

■ 主な作品
1990年  マルセルのお城
1990年  マルセルの夏
1977年  Nous irons tour au paradis
1976年  Un elephant, ca trompe ecormement
1974年  Le Retour du grand blond
1972年  Grand Blond avec une chaussure noire
1969年  ぐうたらバンザイ!
1965年  花のパリはニセ札で
1962年  わんぱく旋風
1961年  わんぱく戦争




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