おすすめのフランス映画は?と聞かれたら、私はコメディを挙げるでしょう。恋愛映画には好みがあるし、誰もが知ってる名作ではつまらない。意外かもしれないけど、フランス映画はコメディが最高におもしろいのです。


 何も考えずに笑いたい!

奇人たちの晩餐会(1998年)
出版業を営むピエールは、毎週行われる、バカな人間を招待しては仲間で笑いものにするという晩餐会を楽しみにしている。今回はマッチ棒の工作が趣味という小男を見つけたのだが……。ヨーロッパ全土で1000万人を動員したという大ヒット作。

なんといってもおバカな小男を演じるジャック・ヴィユレの存在感がおかしくって、たまりません〜!日本でも人気を集めたこの作品。爆笑です。

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メルシィ!人生(2000年)
冴えない中年男ピニョンが、20年も勤めた会社からリストラを勧告されてしまう。しかし彼はとんでもない手段で立ち直り、周りの人々を巻き込んでいく。

軽妙でセンスよくまとまっている一本。ひょんなことからゲイと噂された中年男の心の成長を描きます。人生、何が幸いするかわかりません!

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 心がぽっと温かくなるコメディ

Mr.レディ Mr.マダム(1978年)
おかまカップルのレナトとアルバン。20年前の過ちでもうけたレナトのひとり息子が結婚することになる。かわいい息子のため、ノーマルな夫婦を演じようとするレナトとアルバンだったが……。

オカマに扮したミシェル・セローの演技が笑えます!表情といい、身のこなしといい、女以上に女らしい。フランスはもとより日本でも大ヒット。

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赤ちゃんに乾杯!(1985年)
独身生活を満喫していた3人の男たちが、ある日、ひょんなことから赤ちゃんを育てるハメになってしまう。そんな彼らの悪戦苦闘ぶりを描く。

ひとりの赤ちゃんを相手に、大の男たちが右往左往する姿に大爆笑!ハリウッドで「スリーメン&ベビー」としてリメイクされています。

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オーギュスタン 恋々風塵(1999年)
俳優を目指すオーギュスタンの日常をユーモラスに描いた「おとぼけオーギュスタン」の続編。カンフー映画にハマったオーギュスタンと中国人女性との淡い恋模様が展開する。

濃い顔立ちに、痩せてひょろひょろとした身体つきのオーギュスタンは、見ているだけでクスっと笑えます。私は、前作よりもちょっと切ないこの作品のほうが好き!

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 映画からパワーをもらおう!

女はみんな生きている(2001年)
平凡な主婦と謎の娼婦が偶然出会い、次第にふたりは意気投合し、仕事、家族、社会へのレボリューションを始め、もう一度生き返ろうとする。笑いあり涙ありの痛快コメディ。

ともかくパワフル!やっぱり女は強い!見ているほうまで元気がわいてくる一本です。本国フランスでは半年以上のロングランヒットを記録。

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 はちゃめちゃ!ドタバタ!

俺たちは天使だ(1995年)
元ギャングのカルコと、堅物のタラン神父。正反対のふたりが偶然出会ってしまったことから、カルコには善の天使、タランには悪の天使がとりつき、大騒動へと発展してしまうファンタジーコメディ。

最初から最後まで、ハイテンションでギャグ満載のドタバタコメディ。まあほんとに賑やかな作品です。何も考えずに笑って楽しみたい方にもおすすめ!

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ビジター(1998年)
魔法の力で時空を超えて、現代にタイムスリップしてきた中世の騎士の活躍を描いたコメディ「おかしなおかしな訪問者」の続編。伯爵とその下僕は、現代で数々の珍騒動を繰り広げる。

前作は見ていないのですが、それでも十分楽しめました。あまりのハイテンションに圧倒されます!クリスチャン・クラヴィエの怪演ぶりも見もの。

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 楽しくて、かわいくて、オシャレ。

地下鉄のザジ(1960年)
パリの叔父さんに預けられた10歳の少女ザジ。ザジの願いは地下鉄に乗ることだったのに、あいにく地下鉄はスト中。いたずら好きなザジが大人たちを翻弄しながら、パリの街を駆けめぐる。

ザジの悪ガキぶりが楽しくっておかしくて、かわいらしい!何度見ても飽きることのない作品です。映画を見ながら、パリの街並みも堪能できます。

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ぼくの伯父さん(1958年)
超モダンな邸宅に住む社長の息子ジェラールは、下町に住む無職でのんびり屋の伯父ユロ氏と遊ぶのが大好き。社長夫妻は気ままなユロ氏に結婚相手を紹介したり、就職させようとするが…。

思わず脱力してしまうような面白さがある一本。とぼけたユロ氏の魅力はやみつきになってしまうかも!洗練されたインテリアや建築も印象的。

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気分を出してもう一度(1959年)
夫の浮気相手が何者かによって殺され、その疑いが夫にかかってしまう。無実を信じる新妻は素人探偵となり、真相を探るのだが……。ブリジット・バルドーがセクシーな新妻を好演。

コメディに数多く出演しているブリジット・バルドーの映画のなかで私が一番好きなのがこれ。バルドーの明るく健康的なお色気はコメディにぴったり!

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 ブラックコメディはいかが?

シリアル・ラヴァー(1998年)
3人の男と付き合っている女性編集者クレールは、結婚相手を決めるために彼ら全員をディナーに招待するが、その男たちが次々と死んでしまう……。

恋人たちは次々と死んでしまい、その死体の処理に四苦八苦……。ありえない展開の数々と、ディープでナンセンスな雰囲気にハマってしまうかも!

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デリカテッセン(1991年)
最終戦争で荒廃したパリを舞台に、人肉で生き長らえる人間たちの姿を描くSFコメディ。シュールな世界観とブラックユーモア、奇抜なアイデアなどにあふれた新感覚の作品。

「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督のデビュー作。シュールでブラックというより、クレイジーに近い!?「毒」の効いた一本です。

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